先日、はじめて中東へ行ってきた。
皆さん行った事あります?
私は出張でドバイとバーレーンへ行ってきたが、雰囲気や感じた事をお伝えできればと思うので、これからそのあたりに行く人はご参考に。
概要と歴史
ドバイ
ドバイ首長国、アラブ首長国連邦いわゆるUAEを構成する国のひとつ。
人口は約250万人。
下記Mapで赤くなってるのが、アラブ首長国連邦内のドバイ。
その周りのでっかい白はアブダビ首長国。
ドバイの特徴は圧倒的な金融センターであるということ。
皆さん油で金持ちのイメージお持ちなんじゃないだろうか?
社会人になるまで自分はそう思っていた。。実は石油の生産量は周辺国と比べ非常に少ない。
実際には上述した、金融、その他には貿易、運輸、製造、建設、観光など、様々な産業でカネを稼いでいる国。
シンガポールに似ているなあと思った。
近代史としては、
1800年台前半 元小さな漁村 → イギリスに統治
1800年台中盤~後半 東インド会社の重要な中継地
1900年台以降 ハブ港して栄え、1950年以降に更に発展し現ドバイ経済の礎となる
2000年台 中東の貿易と商業の中心地として海外の資本/企業が相次ぎ進出し10%を超える経済成長率も見せる。ただ、2009年にドバイショックが起き、一時的に失速するも今なおドバイは中東経済の中心であり、世界的な都市でもある。
バーレーン
Kingdom of Bahrain!かっこいいね、なんか。
そう、バーレーンは王国。君主制。
人口は約120万人。さっきのドバイの半分。
場所は大国サウジアラビアからペルシャ湾に突き出た感じで存在している30以上の島で構成されている。
Zen Techさんより引用
経済は約3割を石油関連に依存してますが、あと20数年しか石油の採掘が持たないかもしれないという試算もあるようで、悩みは多いようだ。
また、現在ではドバイの方が有名となってしまったが、元は中東随一の金融センターとして名を馳せてたようだ。
近代史はというと、
1800年台 戦争繰り返し、1800年台後半にイギリスの保護国に
1900年代前半 石油発見!
1971年 バーレーン国として独立
1990年~2000年台 石油関連事業を中心に観光や金融に力をいれ国力を伸ばす
こんな感じ。
宗教は勿論イスラム教がメインではあるが、サウジなどの近隣と比べ、規制が緩やかで、飲酒なども可能。
街の感じ
ドバイは造られた街って雰囲気が満載。
中心部しか行けなかったので、町はずれの雰囲気はわかんないです、ごめんなさい。
建設中のビルやプロジェクトなんかもばんばんあって、ああカネ廻りがいいなと言う印象。
あと、区画というか、ブロックというか、が非常にでっかくて、歩くのは大変。
夏という事もあって日中の気温は40℃超え。夜も30℃超えなんでまあ歩いちゃいけない。
個人的には全く好きになれない場所だな、とドバイに感じだ。
バーレーンはというと、同じ金融で栄えた事もあるドバイとは違い、都心の方でもアジアっぽさが街にあった。
なぜだろうか。屋台とかのせいかな。
高層ビルももちろんあるが、小ぶりな建物や店も多くあり、なんか馴染みやすい雰囲気。
ただ、物価はドバイと同じく非常に高い。タクシーも大体東京と一緒くらいの感じ。
私はバーレーンの方がスキだったけど、住むなら当然ドバイを選ぶ人が多いだろうなあ。
両方とも空港が混雑もあまりなく、チェックインもイミグレも問題なく出来る環境である事は出張者にとっては有難い。
あと、基本的にはクレカだけで生きていける。
でもローカルのタクシーはほぼカード無理。その場合はUberで対応しよう。海外旅行ではUberはもはや必須だ。ドバイでもバーレーンでも走っている。バーレーンは台数少な目。。。
人の感じ
あまり街行くローカルの人と話しまくったわけじゃないので、あくまで私の勝手な所感です。
ドバイもバーレーンも、比較的クール。
でもサービス業に従事してらっしゃる方は非常に接客レベルが高い。
あと、ビジネス面で言うと、落ち着いていて、縦社会を重んじ、言いたいことは必ずハッキリ言う印象。
米のような自慢中心、自分の話中心、というわけではありません。
あと、どちらの国にも外国人がめちゃ多い。
調べたところ、ドバイは居住者の80%以上、バーレーンでは55%前後が外国人。
外国人8割て。。。
全く日本人からしたら想像できません。すげーです。
気を付けないといけないのは、やはり宗教です。
慣習も日本とは大分違います。男女の区別も多いです。
郷に入っては郷に従えるよう、事前にある程度勉強してからお邪魔する様にしましょー。
ではまた。
コメントを残す