こんにちは。
商社マンはイメージ通り、出張が多い。
今回は商社マンに限らず、良く仕事で飛ぶビジネスマンなら必ず持っておいた方が良い航空会社ステータスについてシェアする。
航空会社ステータス
空港でチェックインする際や、搭乗が始まった時に、こういうの見た事あると思う。
優先搭乗・・・PriorityLane・・・プレミアメンバー専用・・・云々
要は航空会社がヘビーユーザーに対して行うサービス。
何が大事って、ステータスを持つことにより、
時間
を生むことが出来るからだ。時は金なり。Time is money。昔の人はうまくいったもんだ。
読者には日本の方が多いと思うので、ANA(スターアライアンス)とJAL(ワンワールド)について書いていきたい。
ステータスにより得られるモノ
ステータス保有者が得られる特権は様々。
ラウンジへの入場、予約/座席アップグレードの優先権、マイルのボーナス、預け荷物の増量
などなど、色々とメリットはある。
が、
何より尊いと私が常々思うモノは、時間。
空港到着から出発までのフローで順を追って得られる時間を見ていこう。
1.チェックインカウンター
チケットの受け取りや荷物を預けるためのカウンターですね。
どこ航空会社もほぼ確実に優先レーンが設けられている。
ステータス保有者やビジネスクラス搭乗者はエコノミーのラインに並ばず、優先レーンに並べる。
エコノミーのラインが空いていれば問題ないが、優先レーンはほぼ確実に空いている。
エコノミーだと2-30分並ぶ事もあると思うので、ここを5分で済ませられるのはデカい。
2.セキュリティゲート(空港によっては無し)
チケット入手後、向かうのがここ。
空港によってはないが、成田とかならステータス保有者優先レーンがある。
ここはチェックインカウンターより高確率で混んでいるので、大変助かる。もたもた荷物を出す不慣れな観光客や揉めるクレーマーとかち合う確立がぐっと低くなる。
3.出入国管理(ほとんどないけど、空港によってはある)
国際線のみだが、たまにあったりする。残念だが日本では見た事ない。
唯一私がここで時間削減のために登録しているのが、自動化ゲート。
参考にお読みください。簡単に登録できる。
4.搭乗
この搭乗時にはかなりのメリットがある。
これはほぼどの航空会社でも実施しているが、ステータス順で飛行機に乗り込める。
出発する時間は変わらないですが、先に飛行機に乗る事自体がメリット。荷物を確実に上の棚に入れられる。
たまに(米国ではかなり頻繁に)あるが、搭乗順が最後の方になるとキャビンが空いおらず、泣く泣く預け荷物に変更しなければいけない事態が起こる。そうすると到着空港で荷物が出てくるのをだらだら待たなければいけない。
ステータスがあれば確実に回避できる。
5.荷物回収
到着後ですね。
荷物を預けている場合に効いてくる。
預ける際に、目立つタグやシールなどで、Priorityといった印が荷物に貼られる。
そのステータス順に荷物が吐き出される。
1つ目の荷物と最後に出てくる荷物では雲泥の差があるので、ここでも得。
混んでいる空港だとその後のタクシー獲得などにも響いて来るのは見逃せない。
いかがだろうか。
一度の搭乗でもかなりの時間を生む事が出来ると思う。
例えば、月に飛行機に4回乗る(2往復)場合で、一度の搭乗で一般と比較し30分削減出来るとすると、、、
月2時間、年間で24時間、削減する事になる。
待つのが嫌いな私みたいな人間には大変有難いサービスだ。
ステータス獲得方法
1月1日~12月31日の1年以内に乗りまくる、というのが獲得方法。
残念ですが、あまり近道はない。
少し具体的にANA(スターアライアンス)とJAL(ワンワールド)でみてみよう。
ANA
ANAはスターアライアンスに加盟してるので、ANAでステータスを保有すれば、以下の航空会社利用時でも同じか同等レベルのサービスを受けられる。
そして、下記が具体的なステータス名および段階。
ANAさんのWebsiteより抜粋。
プレミアムポイントというモノを貯めていく。
マイルとはまた別なので、是非注意を。混同する人が多い。
そして、上記図の50,000以上のプラチナ、ダイヤモンドがこの投稿に記載したようなメリットが多く受けられる。ブロンズではほぼ意味ない。
そしてこの50,000ですが、なかなか難しい。
おおよそですが、東京 ⇔ NY往復でやっと14,000プレミアムポイント程度。
詳しくはANAのサイトで確認してほしい→プレミアムポイント計算
一年に東京ーNYを4往復はそんなに簡単ではない。
JAL
一方JALはワンワールドに属していて、下記の様な航空会社がある。
そして、JAL側のステータス名と段階は、、、
ややこしい。
そう、JALはややこしい。Webの作りもいけてない。個人的に。
だから正直私はいつもANA派です。
こちらで貯めるポイント名はFLY ON POINT。
要はANAと同じ、50,000以上のサファイア、ダイヤモンドになる必要がある。
そして、路線によって貯まる速度というか獲得ポイントも上記で書いたANAとほぼ同じ。
ANA, JAL共通でとっても大事なこと
大事なコトだけ書きます。
詳細や貯め方は他にもたくさんの方がブログなどで説明してらっしゃいますので是非ググってみてほしい。
以下とっても大事なコト
1 50,000のうち25,000はアライアンス提携の航空会社でもOK
上記にした、提携航空会社を利用してもANAでもJALでも、倍率などは色々あるが、それぞれのポイントは貯まる。
ただ、半分はANA,若しくはJALじゃないとダメという点はご留意を。
2 どんだけ頑張って貯めても1年でステータスは消える
例えば、2018年に一生懸命ANAのプレミアムポイントをためて、プラチナメンバーになったとしましょう。
そうなると貯めた翌年、2019年からプラチナメンバー。
もし、2019年には燃え尽きてあまりANAに乗らなかった場合、プレミアムポイントは貯まらない。
そうすると、2020年からパンピーへ降格。
JALも同じルールでステータスは毎年更新される。
3 消したくないなら、ステータス保有中にクレジットカード作る
2でお伝えした通りステータスは毎年更新されるが、維持する方法が一つ。
ANAなら、ANAスーパーフライヤーズカード
JALなら、JALグローバルクラブJALカード
を申込み、保有し続けることによって、ステータスを維持できる。
これらのカードの申し込みが可能なのは、ステータス保有時のみ。
2のANA例でいうと、2019年のプラチナメンバー期間中にカードを申込み、入手する必要がある。
案内はステータス保有時に自動的に郵送されてくる。心配いらない。
あと残念ながら両方とも一番安いカードを選んでも年会費は結構かかる。これを時間をカネで買うコストだ、と割り切れるかどうかは皆さん次第である。
まとめ
今回は航空会社のステータスについて紹介させて頂いた。
取得は簡単ではないですが、良く飛ぶビジネスマン、若しくは旅好きの方は必ず持った方が得すると私は断言できる。長い目で見れば、特に、だ。
時間だけはどんな人にも平等に存在する。使い方次第だ。
ではまた。
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