海外引越しのコツ4つ!

海外引越しを3往復(計6回)、国内引越しは10回以上経験したので、コツが見えてきた。

基本的な方法や、業者などの一般的な情報はネットでもたくさん見つかるので私はあくまで追加で知っておくといいぞ、というコツを紹介させて頂きたいと思う。

特にこれから海外への引っ越しを考えてる人、留学生や駐在員、新しい挑戦を試みる皆さんなどに少しでも役に立てればいいなと思う。

 

海外引越しのコツ1:荷物をミニマイズ

 

当たり前だと思われただろうか、だがこれが一番効果的。引越し先によるが、海外引越し代は高い。

例えば、コストはこんな感じ。

アメリカ東海岸⇒日本、単身、家具あり、船便100CFT(2.83m3)と航空便30KG、の条件で、、、約40万円

もちろん、出費は抑えたい。それは荷物を減らすしかない。

具体的な荷物ミニマイズ方法はこれ。

  • 売る
  • 捨てる/あげる
  • もっていかない

売る場合は日本でいうところのメルカリ的なサービスを活用するのがラク。アメリカでは私はLetgoというアプリを使ってモノを現金化している。

捨てる場合に大事なコトは不要なコストを発生させない事。日本ではモノを捨てるのに金がかかる事が多い。家電などがそうだ。その場合はなるべく誰かにあげたいところ。また、引越し業者によっては不要家具の引き取りをサービスとして付加出来る場合があるので、要注目。私は引越し業者と交渉をしてこのサービスを必ず付けてもらうようにするし、なるべく不用品を無料で行ってもらえるようにネゴる。

海外駐在や出向などの一時的な引越しの場合、”もっていかない” という選択肢もある。実家や倉庫などに家具/家電等を預け荷量を減らし引越し代を浮かせて、その分現地で安い家具を買ったり、家具付きの家を借りたりするとTotalの出費を抑えられる。

 

海外引越しのコツ2:大手を使い、相見積もり取る

 

よっぽど追い込まれない限り、大手を活用するのが良い。アジア向けでも米国向けでも安定感を発揮したのが、ヤマトと日本通運。私は個人的にヤマトで受けたサービスの方が気に入っているのでヤマト推し。

ヤマト http://www.y-logi.com/service/kaigai/

日本通運 https://www.nittsu.co.jp/kaigaihikkoshi/

安心できるポイントとしては大きく2つ。

  • 海外側でも日本人と遣り取りが出来る
  • 梱包から荷解きまでほとんど全部やってくれる(且つ丁寧)

また、私は利用したことないが、ローカル系の業者は安かろう悪かろうという評判を周囲の移住者や駐在員から聞くので、コストを最大限抑えたい、大事なモノは何もない、という人は現地系の引っ越し会社を使うのもお勧めしないが手だと思う。

 

また表題の通り是非2社以上から見積もりを取って頂きたい。サービスと料金にそれなりにバラつきがある上、価格交渉がしっかり出来る、というのが相見積もりの目的だ。

電器屋と同じく引越しはかなり交渉が効く業界なので、自分が納得できるサービスと価格が出るまで交渉することを推奨したい。

 

海外引越しのコツ3:船便を早くだす

 

もし、船便と航空便を両方使う場合、船便を早く出すことによって現地到着後に生活環境をいち早く整える事が出来る。

例えば、私のケース。
6月1日にアメリカから日本へ帰国する。もし、船便を自分の出発直前の5月末に出した場合、日本へ船便が到着するのは約2か月後(ちなみにアジアからなら1ヶ月前後)。2か月間、自分の身の周りにあったモノが無いというのは厳しい。余計なモノも買いたくない。そこで、私は4月末時点で船便だけ先に日本へ送る。そうすると、6月末~7月頭には船便が日本の新居に到着する。帰国前1ヶ月は引継ぎや出張などがどうしても多く、自宅で過ごす時間が少なくなる。また帰国後も1ヶ月程度なら家探しやあいさつ回りなどで慌ただしく過ぎるだろうから、そこまで気にならないはず。また、慣れた出発前の環境よりも新たな生活環境が少しでも早く落ち着いた方が精神衛生上良いな、と海外引越しをする度に思うので、おススメさせて頂く次第。

 

ヤマトも日本通運も船便と航空便を分けて出発させるサービスはあるので心配しないでほしい。

ただ、一点、国によっては自分自身より先に荷物を輸出する事が出来ない場合があるので、事前に業者と確認して欲しい。

 

海外引越しのコツ4:航空便で送るべき意外なモノ

 

鉄則はもちろん、船便では家具やすぐ使わないモノを、航空便では渡航後すぐ使う小さいモノを。

例えばお気に入りの家具や季節外れの洋服などは船便、といった具体に。

ただ、6度海外引越しを経験して、個人的に意外と船便では無く、航空便か自分のフライトに預け荷物で持ち運んだ方が便利だな、と思うモノがいくつかあったので、共有したい。

毎日体につかうモノ

女性なら言われなくもそうするだろうが、男性にもおすすめ。シャンプーやせっけん、化粧水、フェイスソープ、カミソリなどなど。勿論現地でも買えるだろうが、つい昨日まで使っていたモノが今日外国でも同じように使えるというのが大事だと思うのです。

ハンガー/タオル/洗剤

これもどれもすぐ買えると思われるだろうが、買いに行くのも面倒なわけです。田舎だったりするとあ、足りないから買いに行こうとも出来ないわけで。特にハンガーは無いと意外と困るランキング上位。洗剤はいつもの服のニオイ思い出す要員。

小さな食料品

良く食ってるガムとか飴とかグミとか、現地で疲れた時にどうぞ。引越し先で日系食品がたくさん手に入るなら少な目でもいいかもですね。

まくら

かさばるんだけども、私は海外のふわふわ系のまくらキライなので。どこでも何でも寝れられる方には不要です。でも寝具でまくらだけでもいつものモノがあると全然違う。

多めの衣類/くつ

海外旅行と海外引越しは全く違う。旅行は衣類なんて最低限でいいと思う派だが、海外引越しの際は極力多くの衣類を持っていくのが良いと個人的に感じている。いつ洗濯いけるかわからない、無駄に現地で買いたくない、安心感があるなどが主な理由。特にくつなんてスニーカーと革靴一足だけでもやっては行けるだろうが、快適ではない。臭くなるよ。

 

 

共通点としては、環境がガラリと変わる時に、身近だったモノがあると便利だったり、無駄な出費が減ったり、何より安心することが出来るのだとこれまでの引越しで感じた。

航空便や飛行機への持ち込だと制限が厳しいとは思うので、何から何までとはいかないかもしれないが、荷物を検討する際に少し思い出して頂けるでも幸いだ。

また、引越しの時に、航空会社系のステータスは力を発揮するので是非下記記事も参考して頂きたい。

即Getすべきビジネスマン必須のステータス

スターアライアンス系でもワンワールド系でも持っていける荷物の数が増えたり、重量上限が上がったりするよ。ちなみに、私がアメリカから日本へ帰国するJAL便では32KGx4つがタダで預けられる。この恩恵は数万円分だ。

 

ではまた。