高校時分から留学が始まるまで、どのようなStepを踏んだか思い出してみました。
留学を考えてる方に1㎜でも参考になればと思います。
高校卒業
別記事で書いた通り高校在学中にNYへ留学する事を決めてました。
決めてから高校卒業するまでにしてたコトや感じてたコト。
高校の進路指導などはほぼ助けてくれなかった、というか多分経験があまりなかった?ので、全部自分で調べたり探したりしました。
今までろくに使った事も無かったPCを買い、ネットを始め、情報を集めました。
アメリカのこと、NYのこと、アメリカの大学生活のこととか良く見てたなあ。
あと、探すと意外に無料の留学生向けセミナーみたいなのもあったので、少し行きましたね。
今考えれば留学生斡旋業者みたいなヒト達の宣伝活動の一部だったと思います。
留学してから知ったんですけど、本当はそういった斡旋業者のお世話になるか、そういった学校的な組織に入る留学生の方が多かったみたいです。
特に専門学校系じゃなく、大学に入りたい場合。
でも~100万くらいするやつもありますよ。。。
ぶっちゃけ、一人で余裕で出来るので、おススメです。
そんなこんなで3月が来て、誰もが味わうだろう、ほんわかした寂しさと新たな世界が始まる不安感と高揚感、いつも以上にクラスメイトに優しくなれる(気がする)、そういう感じ。
私もそれなりに青春してたな、良い高校生活だったな、と思いながら卒業。
皆はすぐに大学生となる中、私はすぐには留学しなかった。というか出来んかった。
留学準備
あまり裕福な実家じゃなかったので、高校卒業後約10か月留学資金を貯めるためバイトしました。
留学開始~数か月の設営に掛かりそうな金が100万円くらいだと大体判明してたので、まずはそれだけでも自分で貯めていこうと決めたんです。
在学中は空手部の主将をやっていたのでバイト出来なかったんですよね。
なので、バイト/英語独学勉強/大学探しライフを留学開始まで続けました。
バイトデビューです。
今まで日雇いとかは高校生の時からやってましたが、しっかりバイトはデビューです。
地元の駅前にある焼肉チェーンで働いてました。
今まで高校というコミュニティーに属していたんですが、バイトのメンバーは大体大学生。
地元だったので小学校や中学の先輩がいたり、地方から大阪の大学へ通うため上阪してるヒトがいたりで、今までに無い関わりが出来て、たまたまだったけど留学前に最高なトモダチ/パイセン/後輩が出来ました。
属するコミュニティーが変わる事はヒトを形成するうえでとーっても大切な要素の一つと認識したのも、この期間だったと思います。
英語は基本的にTOEFL用の教材を使って勉強してました。
皆さん知ってると思いますけど、TOEICは社会人用、TOEFLは学生用、みたいな感じです。
でもただTOEFLの方が点数取るの絶対ムズイ。はず。私だけかなあそう思ってるの。
TOEFL、絶対行く前に勉強しといた方がいいです。
実力もですけど、何もしなかったよりかはきっとましだ、という気分が違いますからね。
きっと。
あとは大学探し。
NYのどこか、というのは決めてたのですが、NYも州として捉えるとまあでかい。
優先した事はこんな感じ。
①NY市(マンハッタンとか)に近い
②公立(私立は高すぎ)
③コミュニティーカレッジ
③だけ説明すると、コミカレというのは日本でいうとこの短大です。
なぜ4年制では無く、コミカレに入学したかったからと言うと、安いからです。
アメリカの大学では専攻を決めるのは2-3年目。
基本的には入学してしばらくは一般教養しか取れないんです(例外もきっとあります)。
私は一般教養に年間100万以上払う気にはなれなかったから、まずコミカレで2年間の間に一般教養の単位を全て取り、4年制大学へ単位を移行して編入し、4年制大学では専攻のみ勉強しようと決めたんですよね。
最終的にはマンハッタンまで1時間くらいの場所にあるNY州Rockland群にあるコミカレに行く事にしました。
候補が出た後は大学のWebsiteにある留学生DeskやアドミニストレーションDesk等にEmailで問い合わせ、必要な書類や準備等を進めていく感じです。
ここでの対応が不親切だった場合は、、、まあ運ですよね。
Rocklandのコミカレはとても親切でした。
留学開始
何人かのトモダチや家族に見送られ、関空のセキュリティーゲートを超えて行ったコトを覚えてます。
んで、十数時間後、ニューヨークへ到着し、
不安だらけ、びびる。
というのがJFK空港について、バスやタクシーなどを使いやっとこさ大学の近所のホテルについた時の感想。
今でもよく覚えてる。しかも1月だったこともあり、寒く、たまたま天気も曇ってて、なんか全然浮かれない感じ。
関西人の私もしょんぼりしてました。
でも翌日大学へ向かい、キャンパスを彷徨い、事前に遣り取りしていた留学生受け入れ担当の方に会えたらすごいホッとしました。
大変優しく接してくれて、英語が下手な私にも分かりやすい英語で話してくれてました。
ナイスなおばはん。名は確かKim。
でもここからは忙しい。
まず、Stay先の確保。
選択肢はホームステイ、他留学生とのルームシェア、一人暮らし、の3つ。
私はまず英語がうまくなりたかったので一番うまくなりそうなホームステイを選択。
多少の面倒はあるかもしれないが、英語が下手なのはアメリカで留学するうえで致命的と思ってたのでこれしかねえ、と。
大学では既にホームステイ先候補のホストリストを持っていて順番にアポを取ってくれました。
あとはその時間にホストの人と会い、家を見せて貰い、後日回答する、みたいな流れ。
その間は大学近所の地方のラブホみたいな感じのホテルに滞在。
4件目くらいの訪問で奇跡的にいいおっさん、しかも大の日本好き、過去に日本人留学生が2人Stayした事のあるホストに出会えました。
即決。名はDan。
彼との思い出などはまた別の機会に。。。
次は英語と数学のテスト。
早速Danの家へ引っ越しを行い、大学へ行きテスト!
入学テストというよりかは、どちらかというとクラス分けに使う感じ。
ダメでも入学拒否にはなりません。
ただ、初っ端から取れるクラスや種類の選択肢が狭まる感じ。
まあ別に難しくも簡単でもない普通のテストでした。
数学は日本人留学生にとって特に簡単。なんせアメリカでは大学で一次関数習いだすレベルです。※きっと大学によるけども
次は取るクラスの選択、Registration!
要は時間割や担当教師や将来進みたい方向みたいなのを考えながら履修するクラスを選択していきます。
始めは良くわからなかったので前述のKimとかに相談して決めましたが、すぐなれます。
またトモダチも出来るので2回目以降からはすいすい進められました。
ここで最も大切なコトは取ると決めた教科の担当教師!
こんなサイトで自分の大学を探し、教師の名前を探し、彼ら彼女らの情報を探す。
その中でRatingが高い教師を選ぶ!これが非常に大切です。
HomeWorkの量や試験の方式、性格、授業の雰囲気などいろんな項目が見れるはずですが、その中で自分の希望に近い教師を選ぶコトが大学生活を進める上で非常に重要でした。
私の大学はSpring SemesterとFall Semesterで構成される2期制でした。
で、それぞれの間の休み期間にSummerとWinter Semesterもあります。
学業を急がない学生はSummerとWinterは旅行とか行きます。
私は貧乏で時間も無かったので4年間ずーーーっと取り続けました。
で、やっとこさそのSpring Smester(春学期)が始まるのです。。。
最後に
今回は高校生活晩年から留学開始のところまでを回想してみました。
たった1人のヒトのためにでもいいから、役立てばいいなあと思ってます。
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