腕毛がすごいな。
自分の価値がいくらなのか興味があるのでないだろうか。私は現在、転職活動をしているので自分の価値を見つめ直す機会があり、気付いた事がある。
是非一度自分の価値について考えて頂きたい。
あなたの見えやすい(測りやすい)価値
まず、客観的にあなたの価値を定量面と定性面の両軸から測ってみよう。
タダで且つ、かなりキチッと結果が出るオモシロいサービスを2つ紹介する。たとえ、冷やかし半分でやってみても面白いと思うので、是非。
1.定量面:あなたの適正年収
まず、MIIDASをスマホでやってみてほしい。
面白いのは、あなたの本当の価値を見いだすからあなたが貰うべき年収を測ってもらえるのだ。ちなみに私は830万円程度が適正年収だとこのサイトから教えてもらえた。
そこから、各企業からオファーなどを貰える仕組みなっているが、年収を把握した時点で止めることも出来るし、遊び半分でもおもしろいので是非やってみてほしい。また、サイトのデザインとUIがスマートなのも嬉しい。
第三者から適正年収を聞くのは面白い。もし、MIIDASの結果が今の実年収より高かった場合、そのまま転職活動を始めてもいいのではないだろうか?転職市場は今圧倒的に求職者市場だ。
ご参考
2.定性面:あたなの強み
リクナビNEXTが提供しているグッドポイント診断というやつだ。これもおもろい。あたなの強みを診断してくれる。他の類似サービスと比較して抜きんでて結果が詳しいし、なんかちゃんと診断されている感がある。大手リクナビってのも影響してるかな。
先のMIIDASとこのグッドポイント診断で、定量的にも定性的にもあなたの価値がある程度客観的に諮れたのではないだろうか。
あなたの見えにくい価値
人間の価値というのは測れない部分もあると思う。
例えを2つ。
例1
年収は限りなく低いが、ボランティアでたくさんの人を助けている人がいたとしよう。年収という尺度で測れば彼の価値は低いかもしれないが、人を無償で助けるという行為には価値があるのではないだろうか?
例2
中学生で収入はお小遣いだけだが、Youtubeを通じ大変面白い動画を投稿していて、SNSのフォロワーが100万人いたとしよう。おもろい動画を作るセンスがあってフォロワーが100万人もいるというのは、社会的に影響を与えれる力をその辺の年収400万のおじさんより遥かに持っていると私は思う。
私はこのように 見えにくい価値=測りにくい価値 というモノが生ける全てのヒトにはあると思う。年収などの見えやすい価値と上記例のような見えにくい価値を高めることは自分の人生を豊かにすると私は信じている。
自分の価値の高め方
1 他者にも評価しやすいスキルを高める
例えば資格。例えば免許。例えば言語。こういったスキルは明らかにあなたの価値を上げる。しかも○○級だったり、○○点だったりと、定量的にスキルが表現されるので市場からも評価しやすい。
私はつくづく感じた。自分は商社マンで営業をしているが、自分の身についているスキルは目に見えない(ひょっとするとない・・のか?)モノばかりで、転職市場に一歩踏み入れるとそれをイヤなほど思い知る。交渉力やマーケティング能力、政治力などは現職で身についたスキルだと自信はあるが、数値化する事は難しい。業界を問わず、営業をされている方には多く当てはまるのではないだろうか。
なので興味のある自分の価値を高められるであろうサービスを調べてみた。たくさんあるなか、商社マン的視点でイケているな、と判断したものしか紹介しない。
IT/WEB
最も欲しいと思っているスキルだ。地方の良いモノやサービスを世界に売り込みたいと思っている私は、その売り方や魅せ方、届け方という手段をよりよくするためには切っても切れない分野がこのIT/WEBの世界。
ただ、私自信がエンジニアとなり、プロになるつもりは今のところない。その分野のプロと組むつもりだ。適材適所だ。ただ、全くテック系の話も分からないのに、その分野のプロと話すのはイヤだ。自分の引き出しを増やすためには勉強したいと思っている。
言語
正直に言おう、私は受講するつもりはない。英語しか出来ないが、これからの世の中、ほんやくこんにゃく的なガジェットが生まれ、それが人類全員に行き渡り、言語の壁などいとも簡単に壊される日が近くやってくるだろうと信じているからだ。なので下記で紹介するのは英語だけだ。英語だけ出来れば取り敢えず十分。実際に商社で働いてそう実感するので信じてほしい。
ほんにゃくこんにゃくの登場、それは明日ではない。言語と言うスキルはその気になればそれなりレベルまではすぐ到達できると思っている。無論、ネイティブレベルまでとなると、数か月で習得するのは難儀だろうが。やはり、言語というのは少し出来るだけでもスキルになる。自信がつく。コミュニケーション力が上がる。
資格
何はともあれ、興味を持った事を学んで資格という測りやすい価値を得られるのはあなたのスキルアップだ。また、色々と見てみたが、結局下記大手の2社で多くの資格はカバーされている。もし、あなたが探す資格が無ければ別の特化型の資格サイトを訪れてほしい。
2 見えにくい価値を高める
金銭や数字で見えにくい価値というのはやはり難しい。でも方法はある。3つ、実践している、若しくは実践しようとしているコトがある。
読書
本を読む、というのは何百年何千年と人類が繰り返してきた知識やココロを豊かにする方法の一つだ。分かり易くすると、知識を増やす、会話の引き出しを増やす、感動する、などいくつも効果が思いつくだろう。
商社勤め目線で打席を組んでみたので是非参考にしてほしい。
知る・考える
これはクセをつけようという趣旨だ。日々、ネットニュースやTV、友達との会話、SNSなどを通じ多くの情報があなたにも入ってくると思う。これは知るというインプットする行為。ああそうなんだ、とそこで思考を止めてしまうか、どうかで我々が持つ価値というは変わってくるように思う。知るだけではなく、知った情報を元に考える事が大切だ。
日経平均株価が堅調だ。なぜ?と考えてみた。
理由の一つは政策にある。日銀がバスケットに入れて買い物をするように日本の有力企業や大手の株を買いまくってカネを市場に供給している。この政策は株価を押し上げるのに明らかに一役買っている。ではこの政策を日銀がやめたら株価は下がるのか?下がるかもしれない。しかし、日本企業の地力がついていて、国際競争力が高まっていれば、株価はそこまで下がらないかもしれない。
他にも仮想通貨が話題だ。なぜ? 北朝鮮はミサイルばんばん打つのに怒られない。なぜ?
うさぎメイクが流行っている。なぜ?(これは考えても理解できない。かわいくないもん)
などなど、たくさんの情報にはウラがある。株価が堅調だ、と聞いてそこで終わりにするのではなく、自分の頭でも考えて分からない事があれば調べて、ある程度納得できるまでコトを進めるという行為はあなたの価値を相対的に高めている。何故かというと多くの人はそうしないから。知って終わりだから。
突き抜ける
- 好きなコトを死ぬまでやり続ける
- 得意なコトを誰にも負けないレベルまで高める
- 他人から変わってるね、と言われる趣味を極める
などはこれからもっと価値を持つと思う。
AIが人の仕事を奪う、と言われるようになり久しいが、それは不可避な社会全体の流れだ。私が勤める商社でも多くの人の仕事はかなり簡易的な機能のAI化で不要になるだろう。銀行業やドライバーや病院など、既に革命は始まっていると思うがデータを膨大な量集めて、それをAIに勉強してもらえば、人がおらずとも融資の判断は出来るだろうし、自動運転が運送業の主流になるだろうし、手術もAIを積んだロボがやってくれるだろう。万が一の責任の所在やルール作りなど下地整備をする必要はあるが、何十年も先の話ではきっとない。
そんな世が目前に迫る中、我々はどうやって自分の価値を高められるか。人を感動させる行為や、共感を生む行為。社会的な価値を生む行為というのは、まだ人の手に残ると思う。その手段は上述したような何かに突き抜けるコトだと思う。
現に例に挙げたような100万フォロワーのYoutuberはやろうと思えば自分の影響力を使い、簡単にカネを生むことも出来るだろう。若しくはフォロワーの内数人を仲間にして事業を興すことも可能だろう。これは多くの人をインスパイアし自分の共感者を多く獲得しているからこそなせる業だ。またそれを可能にしたのはネットやITの発展であり、SNSの台頭であるわけだ。
お金2.0の著者である佐藤 航陽氏も似たコトを仰っていて嬉しくなった。
恐れる事なく自分がやりたいコトを極めて行けばそれはやがてあなたの創る価値になる。
まとめ
今回は我々のもつ価値について考えてみた。自分のための整理にもなった気がする。
一生懸命見えやすい価値と見えにくい価値を共に高めて、私は少しでも自分が送りたい幸せで楽しい人生を進んでいきたいと思う。
ではまた。
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