就活~総合商社志望の私が面接で気を付けた、たった2つのコト~

今回は面接について。

総合商社への入社を目指している方の役に立ててればと思う。

 

自分の経験

結論からいうと、私はなんとか総合商社2社から内定をもらい、そのうちの1社を選び、今に至る。

そこまでのプロセスは日本にいらっしゃる就活中の方とは少し違う。

米の大学に在学していた事もあり、要は2度就職活動したことがある。

  • 1度目:在学中に参加したボストンキャリアフォーラム(下に関連記事あり)での就活
  • 2度目:卒業後に帰国し大阪ベースで活動したいわゆる普通の就活

両方とも新卒扱い。

皆さんからすると、2回も出来るなんてずるいって感じですかね。

 

日本でよく秋から冬にかけてある各種就活セミナー、各社説明会やOB訪問などは1月末まで米に居た分ほぼ参加出来ていない。

でもESや学力テストだけで落ちた事はなく、すべての志望総合商社と最低でも一次面接はできた。

2回就活した分、総合商社各社との面接機会も平均よりは多いと思うので、総合商社志望の皆さんに私が感じた面接の際是非ご留意頂きたい事を共有したい。

面接で気を付けるべき2つのコト

私はボストンキャリアフォーラムでの就活では最終面接で失敗した。ボスキャリでは色々ととんとん拍子で調子乗ってた。

それ以降、帰国後の就活中の面接を勿論、希望する企業のヒトと話す機会がある度に常に念頭においていたのは下記2点のみ。

 

その1:楽しむ

振り返れば、受かった面接は全て

あ、楽しかったな

という記憶があります。

何が?、会話です。

会話を楽しかったと思っている。

 

集団面接だろうが、マンツーだろうが、面接官複数だろうが、関係ない。

楽しく会話できた場合は、ほぼ全て通った。

逆に今の面接おもんなかったなあ、という感想を抱いた面接はけっこう落ちた。きっと面接官も同じ思いなのだろう。

特に2時面接以降に楽しく出来なかった場合はかなり高確率でダメ。

 

面接官も人間です。

実際に私も入社後面接官まがいなことをした事もあるが、会話が楽しく印象に残ったヒトに○をつけた事が多かった。

面接はどうしても堅苦しさがあるし、緊張もすると思うが、根本を考えると基本的には人と人が10分強会話するだけ

その短い時間、楽しく会話できなかった人物を次のステップに進めたいかというと、よっぽど気になる経歴があったり、事前の学力テストがダントツ優秀だったりなど特殊要因が無い限り、きっと

自分が面接官になったと思えばきっとそう思うはずだ。

 

ではどうすれば、楽しい面接(会話)になるか。

まず、は相当大きな要因。

気の合う面接官に当たるかどうか、これはかなり大事な要因。

私は全く気の合わない人が、面接官で登場して来たり、唯一話す機会が多めの人事採用担当だったりすぐ場合は、それこそ、ああこことは合わないのだな、と切り替えていた。一期一会である。

何千人もいる社員で構成されている会社なので、全体を見れば気の合う人も気の合わない人もいるのが当然だが、その何千人の中からたまたま話す機会があった1人~2人の面接官と楽しく会話できない、というのはもう何ともし難い、運である。

 

 

ただ一方、どんなタイプのヒトとも楽しく話せるのは商社マンとしても大事な要素の一つ。

なので、その方法の一つとして私が個人的に大事と思うモノをその2で紹介します。

 

 

その2:ありのまま、嘘をつかず

就活中たくさん下記のような言葉を耳にすると思います。

『御社のビジョンや風通しのよい社風に感銘を受けました』

『私は潤滑油のような存在です』

『サークル活動のリーダーをして、たくさん悩みましたが、最後はうまく行きました』

どれも自分を表現する方法としては間違ってないとは思う。

が、

固くないだろうか?面白くなくないだろうか?

社風とか働いてないのにわかります?潤滑油の人多すぎない?

本当はそんなに苦労してないサークル活動だったんじゃない?

と正直思うんだ。

 

誇張せず、嘘もつかず、ありのまま自分を表現して伝えていくことがとても大切だと、自分の就職活動を通して感じた。

結局それが一番の差別化に繋がるし、緊張せず楽しく会話出来る方法だと思う。

もし、誇張をしたり、嘘を使いたい場合は、死ぬほど想定して考えて練習して、もうもはやそれは事実だと自分で思い込むレベルまでもっていかないとダメだ。役者レベルだ。

面接官のヒトを見る力を侮ってはいけない。きっと多くは見透かされるだろう。

 

なので、、、

例えば自分が知らない話題についてどう思われるか聞かれた場合、怖がらずにまずその話題が何か聞くべき。その後、思う事を言えばいい。

例えば今までで一番頑張ったことが何か聞かれた場合、かっこいい内容を言うのではなく、ほんとに人生で一番頑張った事を伝えればいい。それがマリオカートでも缶けりでもなんでも。

例えば当社への志望理由を聞かれた場合、ウェブサイトやニュースで見たプロジェクトに感銘を受けたことを話すのも悪いとは言わないが、もう少しリアルに感じたその会社が好きな理由を伝えた方が心に届く。

 

私は本当にこのスタイルで総合商社に入社するために就職活動した。

このありのままスタイルで挑んでダメだった場合、自分でもある程度納得感がある。

装備品ばっちりで挑んでダメだった場合は、ああ、この剣持ってった方が良かったかも、とか、この鎧じゃ守備力足りなかった、みたいに後悔する事が多いように思う。セーブしたところからもう一度始める事は出来ない。

 

ならば、ありのままの自分を伝え、楽しく会話を出来るように面接では努めていくべきだと私は考えるわけです。

 

まとめ

今回は私が就職活動の面接時に気を付けたコトを紹介させて頂いた。

正直、人それぞれというのは事実。

なので賛成の方も反対の方もいるとは思う。

でも、上記にあげた2つのコトを考えて頂く事自体は決してマイナスになる事はないと信じている。

新卒というステータスは人生一度しか使えない。人生そのものも一度きり。

後悔のないように、就職活動楽しんで過せることを願います。

あ、これらの記事も時間あるときに是非読んでみて頂きたい。面接の役に少しは立つかもしれない。

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ではまた。

 

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