NYにどんな日本人がいるか説明する

NYは良く言われる人種のるつぼ。

確かにロンドンやシンガポールもたくさんの背景を持った人間がいたが、NYがやはり一番だと思う。

そんなNY、日本人だけでもたくさんの種類のヒトがいらっしゃる。

外務省によると2016年時点で約83,000人の在留邦人がニューヨークにいるようだ。

どんな人達がいるか、紹介したいと思う。

これからNYに来ようとしている人達もどれかに属すだろうか。

もし何となくNYに行こうかどうしようと迷ってる方がいたら、悩むのはこっち来てからでも余裕だ。いろんな人がいるからまず来てみたらいい。

現地採用系

意外とたくさんいる。

外資の銀行系が一番多いか。

若い20-30代の方もたくさんいる。あとやはり留学でこちらの大学を出てこちらでそのまま就職という流れで現地採用されている方が多い。

私が話したことある人達が皆言うのは、やはり数字にシビアで結果が無いとすぐに切られる可能性がある、その代り見返りである収入も多い。

という意見の方が多い印象。チャレンジングで格好いいね。

駐在員

私もここに含まれます。

NYに多い駐在員は銀行、証券、商社、不動産、メーカーのコーポレート部門などが多い。

日本発の飲食店で立ち上げや運営で日本から駐在としていらっしゃる方も良く聞く。

工場があまり多い地域では無いので、まあこうなるだろう。

あと、家族連れで渡米しているのが一番多いのもやはり駐在員系。

NYで駐妻はあこがれる人も多いだろうな。

実際、平日にお客さんとちょっとこましな店でランチしていても、駐妻風の団体は良く見かける。

ちなみに、同じ米国でも中西部へ行くとメーカー関連の駐在員がぐっと増える。

飲食系

たくさんいる。ひょっとするとNY在留邦人で一番多いのは飲食関連で稼いでいる人たちなんじゃないかな。

NYで寿司を握ってウン十年の大将、留学生時代からウェイターを始めてそのままずっといる方、キャバ系を切り盛りされてるプロの方、日系スーパー/カフェなどで働いている方など。

NYCは物価も高いですが、チップも高めで、それなりの人気店で働いていれば数千ドルは稼げる。

実際私も学生時代は留学生でありながら、飲食店でバイトしていた。月2−3000ドルは稼いでたよ。

 

アート系

ダンス、音楽、絵、舞台、映画、色んなアートシーンで活躍されてる方がごまんといる。大変刺激的だ。

飲食系と掛け持ちしてる方も多い。

友達が異常に少ない私でさえ、モダンダンスの劇団に入ってる夫婦、Jazzをしている方、ハウスダンサー、クラブDJ、ファッション業界の方など、表現者であったりアートに携わる方、それをオーガナイズする仕事をする方がたくさん周りにいる。

そして、総じておもろい人が多いなあ。私には全くそのセンスがないので惹かれているのだと思う。

 

留学生

私も元F1ビザホルダー。

ひとえに留学生と言っても、4年制大学でビジネス関連を学ぶ人、ファッションや音楽関連の専門的な学校に通う人、短期語学留学してる人、ロースクールなど院に行ってる人、色んな種類があるだろう。

仕送りをしっかりもらえる人は大丈夫だろうが、飲食系でバイトしたり、夜だけキャバクラやクラブで働いていたりする学生の方もたくさん。思わず応援してしまう。

インターンシップで企業経験を積む人もいる。

 

Green Card系

米人との結婚や抽選を勝ち抜き(知り合いにはいない)グリーンカード、いわゆる永住権を手にした人たち。

いいよなあ。日本国籍を捨てる必要なく、アメリカに住む権利も保有している方々。取得する方法はいくつかあるみたいだが、ググってみてほしい。

 

まとめ

在留邦人と一言でいってもこれだけ色んな属性でNYには日本人がいる。

やはり同郷の人間の存在とは有難いもんだと思う。仕事では米人だらけなので、日本語を話すことがない日もあるが、そんな生活だとやはり私は疲れてしまう。私は弱っちいのだ。

もし、NYへ住んでみたいというだけの単純な理由しかなかったとしても、気負う事なく是非NYに来てみてはいかがだろうか?たくさん仲間になる日本人がいるぞ。そこから米人やその他の国の方々にもコネクションを広げる事が出来るだろう。

多少頑張る気があるなら、ゼッタイなんとかなる。死ぬわけではない。

 

ではまた。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。